古処鶏について

古処鶏について

福岡・秋月で生まれ、1988年に名付けられた「古処鶏」。

その名前と美味しさへの想いを受け継ぎながら、2026年、「筑前地どり古処鶏」へ進化しました。

硬くない地どり。
噛むほどに旨みが広がり、脂は重たくない。
私たちが目指しているのは、焼いただけでも「美味しい」と思える鶏です。

「古処鶏」命名の由来

福岡県のほぼ中央、朝倉市秋月にそびえる標高859.5メートルの霊峰「古処山」。

古くから山岳信仰の聖地として知られる、この山の麓で古処鶏は誕生しました。

古処鶏の名前の由来となった古処山

登山道には、スギやヒノキのほか、椿やブナなど、さまざまな木々が生息しています。

山頂付近には、国の特別天然記念物に指定されたツゲの原始林が広がり、古処山ならではの神秘的な景観をつくり出しています。

鎌倉時代には、秋月種雄公が山頂付近に古処山城を築城。江戸時代には黒田家の秋月藩となり、麓の町は城下町として栄えました。現在も秋月は「筑前の小京都」と呼ばれ、自然と歴史が調和する土地として親しまれています。

美味しい鶏を、安心して食べてもらいたい

天野商店の3代目・天野茂は、「経済性だけを優先するのではなく、安心して食べられる美味しい鶏肉を届けたい」と考えました。

そこで、古処山の麓で養鶏を営んでいた故・前田久氏とともに、薬に頼らない飼育への取り組みを始めました。

試行錯誤を重ねた末、1988年。秋月地区で開発された鶏であることから、当時の甘木市長・故友納昭智氏によって、銘柄鶏「古処鶏(こしょけい)」と名付けられました。

2014年には、古処鶏を愛情をもって育てる活動を「鶏飼う人」と命名。「鶏飼う人 古処鶏」として、全国のお客様へお届けしてきました。

2026年、「筑前地どり古処鶏」へ

焼き上げた筑前地どり古処鶏

そして、2026年。古処鶏は「筑前地どり古処鶏(こしょけい)」へ進化しました。

完全植物性飼料・無投薬飼育という考え方を受け継ぎながら、飼育日数や羽数密度、鶏舎環境まで改めて見直しました。

目指したのは、地どりらしい旨みがありながら、硬すぎず、脂の後味が重たくない鶏肉です。

現在は、福岡県糸島市と大分県耶馬渓の自然豊かな環境で、一羽一羽の状態を確かめながら丁寧に育てています。

名前はそのままに。
美味しさは、次の時代へ。

古処鶏であるための、4つのこと

筑前地どり古処鶏は、効率だけを追うのではなく、「美味しさにつながる理由のある飼育」を大切にしています。

1.抗生物質・合成抗菌剤に頼らない

丈夫で健康な赤鶏をベースに、抗生物質や合成抗菌剤に頼らず育てています。そのために欠かせないのが、日々の観察です。

鶏の様子を見ながら、温度・湿度・換気を細かく調整し、鶏が健やかに育つ環境を整えます。丁寧な飼育の積み重ねが、余計な臭みの少ない肉質につながると考えています。

2.鶏に負担をかけにくい環境

飼育密度を抑えた開放鶏舎で、鶏が動き回れる環境を整えています。

十分に動き、しっかり休む。その繰り返しによって、地どりらしい適度な歯ごたえと、みずみずしさの両立を目指しています。

3.完全植物性飼料

主原料に、とうもろこしやマイロなどを使用した完全植物性飼料で育てています。

ただし、美味しさは飼料だけで決まるものではありません。飼育日数、羽数密度、温度、湿度、換気など、すべての条件を総合的に整えることで、鶏本来の旨みを引き出します。目指しているのは、脂が重たくなく、また食べたくなる鶏肉です。

4.出荷の最後まで丁寧に

古処鶏では、出荷時の「捕鳥」も肉質を左右する大切な工程と考えています。

必要以上に驚かせない。
暴れさせない。

一羽一羽の負担をできるだけ抑えながら、静かに捕鳥します。育て方だけではなく、出荷の最後まで丁寧に扱う。それも、古処鶏の美味しさを支える仕事のひとつです。

特別な日だけでなく、日々の食卓へ

筑前地どり古処鶏のある食卓

私たちが目指しているのは、ただ高価なだけの鶏ではありません。

毎日の食卓で、「やっぱり美味しい」と思っていただける鶏です。

派手なことではなく、鶏の状態を見て、考えて、少しずつ育て方を良くしていく。その積み重ねによって、古処鶏の美味しさを次の世代へつないでいきます。

これからの「筑前地どり古処鶏」を、ぜひお楽しみください。

「鶏飼う人」のロゴについて

古処鶏を大切に抱きかかえる姿をモチーフにしています。愛情をもって育てた古処鶏と、その加工品の目印として、商品パッケージなどに使用しています。

鶏飼う人のロゴ
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